人口減少が続く日本で今、不動産投資が人気を集めている理由

アデリーライフがお送りする
マンション投資に失敗しない為の教科書

こんにちは!アデリーライフ株式会社の井戸です。

みなさんは人口減少が続く日本で今、不動産投資が密かに人気を集めていることをご存知でしょうか?

 

一見すると、人口減少が進むにつれて住む人が少なくなり空室リスクが増えそうな気もしますが、一体なぜ人気なのでしょうか?

今後、不動産投資を検討されている方にとっては気になる部分かと思いますので、今回はその理由について解説していきます。

 

「少子高齢化・人口減少問題について」

まず、近年において日本の人口が減少傾向にあるのはみなさんもご存知のことでしょう。

では仮に、このまま人口減少が続いてしまうと日本にはどのような影響があるのかご存知でしょうか?

 

そもそも、日本の社会保障制度というのは「現役世代が高齢者を支える」という考えの下で成り立っています。

人口減少・少子高齢化になってしまうと、その考え方は通用しなくなり社会保障制度を維持することが困難になってしまうと考えられます。

そうなると私達のような現役世代が20年後、30年後にもらえる年金も少なくなりますし、子供達に至っては最悪の場合、年金がもらえない可能性もあります。

 

インフレの急加速による物価上昇で生活困難となっている人がいるにも関わらず、岸田政権が消費税の減税を行わないのは、この社会保障制度の財源が税金だからです。

様々な思考があると思いますが、現時点において減税が実現することは難しいでしょう。

 

さて、下の図を見てわかるように、総務省の発表によると2021年12月1日現在(確定値)の総人口は1億2538万人、2022年5月1日(概算値)の総人口は1億2505万人となっています。

ここ半年の間で、約33万人も減っていることがわかると思います。

そして、このまま国が画期的な対策を打たなければ2050年には1億人にまで減少すると予想されます。

図:令和4年5月報(令和3年12月確定値、令和4年5月概算値)総務省統計局から引用

 

人口減少が続くと私達の生活にはどのような影響があるのか振り返ってみましょう。

 

まずは冒頭でも申し上げた通り、日本の社会保障制度を支える基盤となる若い世代からの税収が減少してしまうことが挙げられます。

そうした場合、社会保障制度の財源が厳しくなることで、公共施設やインフラ老朽化への対応ができなくなる可能性があります。

整備されない道路はガタガタとなり、公共施設も有料化が進みます。

 

他にも労働者不足による産業・雇用への影響、医療・福祉対策への影響など様々なところで長期的なダメージを受けることになるでしょう。

政府はこうした事態を避けるために、長期的な目線をもって政策・施策を検討していかなければならない状況にあるのです。

 

「単身者世帯の増加」

近年の日本では未婚率が増加していますが、その背景として「結婚する必要性を感じない」、「独身の自由や気楽さを失いたくない」などの理由があると財務省のアンケート調査により明らかとなっています。

2040年には単身者世帯の割合が約40%にまで達するとされており、その内のほとんどが65歳以上の単独世帯となる予測だ。

 

つまり、人口減少はしているものの世帯数については増えているということです。

単身者世帯が増加傾向にある日本において、今の時代はファミリータイプの物件ではなく、単身者向きの物件が人気となっているのです。

こうした背景から、人口減少が続く日本においてワンルームマンションへの投資が人気を集めている理由の一つとなっています。

 

ワンルームタイプの物件は単価も安く、手軽にサラリーマンでも投資することが可能です。

現在の日本においてワンルームマンションは単身者からの需要が多く、空室リスクを最小限に抑えつつ運営することが可能となっているのです。

 

「時代のニーズに合った物件を取得しよう」

いつの時代においても同じことですが、投資をする際にはその時代に合わせた考え方が必要となります。

 

先でも申し上げましたが、不動産への投資の観点から見れば、近年の日本では単身者世帯が増加傾向にあるため、ワンルームマンションへの投資が人気になっています。

「人口が減少傾向にある日本において不動産投資するのは危ない!」と思っている方は投資初心者といえます。

 

いつの時代、どのような投資であっても勝てる方法はいくらでも存在します。

それを見分けられるか否かは、ご自身の情報収集力と考え方次第なのです。

 

ワンルームマンションへの投資は、マンション一棟やアパートに比べて必要資金が少なく済むため、サラリーマンの方でも手軽に始められるのが魅力です。

最寄り駅から近く、都心へのアクセスが良い好立地のワンルームマンションは入居者からの人気も高く、空室率も低い傾向にあります。

 

しかし、そうした物件に投資したいと思っても、一般の方へ優良物件が出回ることはまず考えにくいでしょう。

世の中には悪質な営業をする不動産会社もありますので、物件や管理会社選びにはある程度の目利きが必要となります。

投資をした先に何を見据えるのかによって物件選びは異なってきますが、優良物件とまでいかなくても投資することで利益の出る物件は数多く存在します。

 

時代のニーズに合わせること、そして不動産投資の物件選びにおいて最も大事なことはたった一つです。

それは「あなた自身がその物件に住みたいと思うかどうか」です。

 

ご自身が住みたいと思えない物件であれば、他の人も住みたいと思わないのは当然のことです。

まずはご自身が住みたいと思えるような物件を選ぶことからスタートしてみましょう。

 

「人口減少は賃貸経営においてマイナスとはならない」

これまで説明してきたように、不動産投資の成功・失敗の明暗を分けるのは人口減少ではありません。

「人口減少によって空室リスクが増えてしまうのではないか?」と思うかもしれませんが、その時代のニーズをしっかりと把握し、投資・運営していくことができれば自ずと結果は出てきます。

 

これから人口減少していく日本において、海外の投資家たちはなぜ日本の不動産を買い占めたり投資したりするのでしょうか?

それは、そこに投資するだけの価値が存在しているからに他なりません。

 

今は単身者世帯が増えている時代ですので、ワンルームマンションへの投資が活発化していますし、マンション建設も急ピッチで進められています。

マンションが建設されているということは、それだけ入居者の需要があることを示しています。

 

また、このまま円安が進んでいくようであれば物価はどんどん上がっていくと予想されますし、当然ながら物件価格も高騰するでしょう。

現金だけを保有している人は何もしていなくても貧乏への道を辿っていくことになっていくかもしれません。

 

未来の日本がどうなるのかは誰にもわかりませんが、私達には私達のできる最善の方法で自分の身を守る必要があります。

 

「まとめ」

いつの時代においても勝利の方程式は必ず存在します。

それを見分け勝ち取れるのか否かは、ご自身の情報収集能力や考え方、日々の行動によって人それぞれ異なります。

 

これから起こる少子高齢化・人口減少は日本における深刻な社会問題の一つですが、そうした時代に私たちは生まれ人生を歩んでいかねばなりません。

他人、環境、時代のせいにするのではなく、自分で考えて行動することが大切です。

 

まずは自分の現状を知ることからスタートしてみるのもいいでしょう→https://adelielife.co.jp/column/post-4096/

 

私たちの時代について知りたい方はこちら→https://adelielife.co.jp/column/post-4149/

 

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