人口減少が続く日本においても新築マンションの建設が活発な理由

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マンション投資に失敗しない為の教科書

こんにちは!

アデリーライフの齊藤です。

今回のコラムでは『日本の人口は減少しているにも関わらず、なぜ新築マンションの建設が活発となっているのか?』その理由について詳しく解説していきたいと思います。

 

まずはマンション戸数と日本人口の推移についてみていきましょう。

 

「マンション戸数と日本人口の推移」

総務省が公表している人口推移を見てみると、2010年以降から日本の人口は減少傾向にあり、これから先も日本の人口は減少していくと予想されています。

しかしながら、国土交通省が公表しているマンションのストック総数を見てみると、日本の人口推移とは反比例して増加傾向になっているのです。

 

本来であれば、「人口減少=物件に住みたい人が減少」を意味するため、物件の減少や不動産価値低下の原因となりえます。

それは、需要と供給のバランスから考えてみても同じであり、人口減少によりマンションの需要が低下していけば、それに伴ってマンション戸数も減少していくのではないか?と考えるのが一般的です。

しかし、日本では人口減少化が始まっているにもかかわらず、新築マンションはどんどん建設され増加傾向にあるのです。

 

では一体、なぜ人口減少が続く日本で新築マンションの建設は勢いを増しているのでしょうか?

 

「新築マンションが増加傾向にある理由」

新築マンションの建設が今もなお増加傾向にある理由は『世帯数の増加』にあります。

総務省が公表している世帯数でみてみると、人口減少に反して世帯数はまだまだ増加傾向にあり、2040年には単独世帯の割合が40%に達すると予測されているのです。

 

(出典)総務省統計局「国税調査」

 

 

注目すべきポイントは、世帯数は増加傾向にあるものの、1世帯あたりの平均人数は2.21人と低下している点です。

つまり、「単身世帯」・「夫婦のみの世帯」は増加傾向にあり、「夫婦と子供から成る世帯」は減少傾向にあるということです。

 

現在、1R・1K・1DK・1LDKを主軸とした小さいサイズの部屋の需要が高まっている一方で、3LDKなどのファミリーが住むような間取りは需要が減少していくリスクが相対的に高く、都心部などの人口流入数が増加している地域を除いては新築マンションの建設はあまり進んでいません。

そのため新築マンションの建設が活発と言っても、その建設されているほとんどのマンションがワンルームタイプのマンションなのです。

 

こうした理由から、人口が減少している日本においても新築マンションの建設が進んでいると言われているわけです。

 

「人口減少下においてもマンション投資は有効」

これからも人口減少が進んでいく日本では、今後高齢化社会に突入すると予想されています。

世界の高齢化率ランキングをみても日本は1位となっており、これは全世界で見てもあまりない事例であることから今や日本の未来は全世界から注目を浴びています。

 

そんな中、人口減少が進む日本においてマンションへの投資は有効なのか?について考えてみましょう。

先に結論からお伝えしておくと現在においても日本国内でのマンション投資は有効であり、人生において何かしらの投資は必ずした方が良いと言えます。

 

マンション投資では人口減少だけに焦点を当てると空室リスクが怖くなってしまいがちですが、日本の人口は減少しているものの、単身世帯数の増加や水際対策の規制緩和もあって外国人数も年々増加しています。

そのため、もしあなたがマンション投資をするのであればワンルームマンションに絞って投資すべきです。

 

さらに円安の加速により紙幣価値は低下している一方で、物価はこれからも上昇していくことが予想されるため、現金を実物資産に置き換えるマンション投資はそうした面においても有効であると言えます。

また、今後もマンション価格は上昇する可能性は高く、将来的には富裕層にしか住むことのできない物件になる可能性もあり得るのです。

 

「海外投資家による日本不動産の買い占め」

みなさんは近年、日本の不動産が海外の投資家によって買い占められているのをご存知だろうか?

 

円安の時代において、海外の投資家からすると日本の不動産は今がまさに買い時であり、日本の土地は安定した資産となるため購入しない手はないと言った状態です。

ほとんどの投資家達は売却益(キャピタルゲイン)狙いの投資かもしれませんが、将来的には購入した土地に工場などを建設し、安い給料で日本人を雇うといった未来まで想像できてしまいます。

 

もちろん、そうした時代が来たとしてもプライドの高い日本人にとって、海外の方達に安い給料で雇われたくない!と思うかもしれません。

しかし、そうした時に自身で稼ぐ能力のない人は雇われざるを得ません。

もしあなたが今後起こりえる未来において、そうした低賃金で雇われたくないのであれば、自身で稼ぐ能力を身につけるか、投資することで不労所得を得るかなどの方法しかありません。

今のうちから投資することで、予測不能な事態に陥ってしまった時でも対処できる対策を練ることが大切です。

 

「まとめ」

いかがでしたでしょうか?

今回のコラムでは人口減少の日本においてマンション建設が活発な理由についてお伝えしました。

日本の人口は減少しているものの世帯数は増加しており、ワンルームマンションへの投資は現在においても有効であると言えます。

 

いつの時代においてもマンション投資は有効な投資ではありますが、知識もなく間違った投資をしてしまうと不労所得を作るどころか破産してしまう可能性だってあります。

もちろん投資なのでリスクは付きものですが、限りなくリスクは抑えつつ最終的にはプラスとなるように投資しなければ投資している意味がありません。

 

マンション投資というのは、すぐに儲けられるという投資ではなく将来の老後生活において豊かな生活を送れるようにする投資だと思っていただいた方が良いかもしれません。

「儲かりますよ」といった安易な言葉に惑わされず、堅実な投資をしてくださいね。

 

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