節税になる
Webサイトやセミナーなんかでも、よく言われている言葉ですね。
Q. 果たして本当に節税になるのか?
Q. どうやって節税するのか?
今回はこの辺りを順を追ってみていきましょう。
まずはじめに・・・
日本は累進課税国です
もちろん稼ぐほど税金は高くなります。
しかし、せっかく多く稼いだのに国に取られては意味がありませんよね。
そこで我々に与えられている節税対策のひとつとして・・・
損益通算による年収down
これをするには、あの面倒くさい確定申告が必要となるわけですが・・・
損益通算とは
「赤字と黒字の所得を相殺すること」です。
本業とは別に所得を構築し、その収支が赤字であれば年収を下げることができます。
年収が下がることで徴収される税金も少なくなりますので、節税対策となります。
※見た目上の年収が減るだけなので、実際に手取り額が減るわけではありません。
補足:損益通算できる所得は以下の通り
1.不動産所得
2.事業所得
3.譲渡所得
4.山林所有
では実際に例をみてみましょう。
例)年収500万円+不動産所得△100万円の場合・・・
損益通算により、年収は合計400万円となります
★年収500万円の人
所得税 約215.000円
住民税 約315,000円
合計 約53,0000円
★年収400万円の人
所得税 約110.500円
住民税 約215,000円
合計 約32,0000円
約20万円の差が生まれます!
結果、年収500万円の会社員であれば、マンション1室を所有することで約20万円程の節税効果があります。
しかしこれはあくまでも節税だけのはなし。実際に不動産投資をする上ではリスク等もしっかりと把握しましょう。