【入居者ニーズの変化】2022年の賃貸物件に求められるもの

アデリーライフがお送りする
マンション投資に失敗しない為の教科書

コロナ禍において入居者ニーズに変化があるというのは、皆様もお聞きのことではないでしょうか。

 

コロナ禍の影響により、積極的に在宅ワークを導入される会社様も増え、今まで会社で働いていた時間の大半を家で過ごしている方が多くなってきています。

また家にいることが多くなったことで個々の差はあるもののライフスタイルの変化があったという人も多いのではないでしょうか?

 

こうした背景もあり、近年では「住宅」に関する意識がかなり上昇したと言われています。

 

例えば、コロナ予防対策として手指衛生に気をつかう方にとっては、お住まいの玄関からすぐに手洗いができるような動線になっているかどうか?が気になったり。

在宅で仕事をされる方にとっては、在宅ワークに使える部屋のスペースは確保できるのか?というようなところを気にされる方が多い印象です。

 

その時代に合った入居者ニーズをしっかりと把握し、いかにスピード感を持ってご提供できるかというところが、今まさに入居者ニーズに応えられる賃貸物件なのかどうかが試されている時代ともいえるでしょう。

 

「入居者ニーズからみる賃貸物件の設備に求められていること」

 

先で説明したとおり、こうした時代の波は賃貸における入居者にも及んでいます。

 

例えば、コロナ禍になる前と後で比較してみると、コロナ禍でより求められるものとしては、「インターネット環境」が最も高くなっています。

それに続いて「部屋の広さ」、「防音性」の順に需要があります。

 

コロナ前に人気だった「インターネット無料」だけでは入居者ニーズは獲得することはできず、「インターネット環境」に焦点が当てられはじめたのもコロナ前と後での差と言えます。

 

ちなみにインターネット環境というのは回線速度が重要であり、サクサクとネットが使えるかどうか?が重要だそうです。

このように2022年の入居者ニーズからみると、回線速度を重視した賃貸物件が入居者から選ばれやすくなっており空室対策にもつながっているようです。

 

インターネット無料の人気から回線速度が重要視されるようになったのも、コロナ禍で大きく変化したポイントであるといえますね。

 

また求められる回線速度の目安としては、1G(ギガ)bps以上が主流となりつつあるようですが、これにはTikTok・YouTubeなどのSNS普及による動画編集や、PCゲームへの需要が多くなってきていることが影響していると考えられます。

 

しかしながら、現在のほとんどの賃貸物件が10〜100Mbpsの回線速度となっているため、1Gbpsの物件を探すのはかなり難しく、独自で別の回線を用意する人がほとんどでしょう。

 

また賃貸の場合、在宅ワークやUberEatsなどのデリバリーが増えたことによって、キッチンで料理をする機会が少なくなっている人が多いようです。

こうした人達の中には、キッチンスペースを縮小させて、代わりにワークスペースを考えた間取りの方が良いと考える人も多く、そうした入居者ニーズに応えることで入居者の獲得につながっている会社もあるそうです。

更にいうと、趣味に充てる時間が増えたことにより「コンセプト賃貸」の需要も上がってきているようです。

 

細かいところまで分析していくと同じ単身者でも男性と女性では重要視するニーズにも多少の違いがあります。

例えば、単身の男性は「インターネット環境」、女性は「ペット可能」な物件を求めているので、両方のニーズに応えることができればなお良いのかもしれません。

 

このように、少し前までの需要とは様々なところで差が出てきているなと改めて感じますね。

 

これらを踏まえた上で、これからオーナー様になられる方には入居者を獲得するためにいくつか押さえておきたいポイントをご紹介します。

 

「押さえておきたいポイント」

今後、あなたがオーナーとなった際に空室リスクを限りなく抑えたいのであれば、時代に合わせた入居者ニーズに応えていく必要があります。

 

そして、入居者ニーズを獲得する上において、いくつか最低限押さえておきたいポイントが以下の3つとなります。

 

・ネット環境(通信速度の速さ)

・使いやすい間取り

・居住空間の性能の高さ

 

上記のようなポイントを押さえておくだけでも、入居者がつきやすくなり、空室リスクを最小限に抑えられるはずです。

今後、オーナー様になられる方には、このようなところに意識を向けていただくこともおすすめしています。

 

個人的には、ご自身がどのような物件に住みたいかを考えていただくことが一番の入居者ニーズに応える近道だと感じていますが、上記のような3つのポイントも非常に重要ではあります。

 

何を重視して入居者ニーズに応えていくのかはオーナー様次第です。

空室リスクを抑えたいのであれば多少の変化も不動産投資においては必要になります。

 

「まとめ」

住まいに求められることというのは日々変化します。

時代の流れやトレンドといったところを頭に入れて置いていただくことも

大変重要になってきます。

 

皆様はどのような考えをお持ちでしょうか。

 

住宅に関しては基本的な機能性の需要が上がり、またライフスタイルでは

コロナ禍で自分の時間が多くなり様々なことを見つめ直す時間が増えた方も多いのではないでしょうか。

 

衣食住は人が生きていく上で欠かせない重要な部分になります。

自分が住んでみた際に満たされるお住まいがいいですよね。

どのような時代の流れがあるのか、現状どのようなことが起こっているのか

しっかりとした把握が必要になってきます。

 

また気をつけていただきたいところとして管理メンテナンスが増えるというところも忘れてはいけません。

家にいる時間が長くなる一方で設備の使用頻度というのも高まります。

共用部分の感染対策の除菌作業や、エアコン等の故障に対応するメンテナンスといったことも増えていくので自主管理をされているオーナー様には少し負担が大きくなることが懸念されます。

バランスを考えながら運用していく必要性が出てきます。

 

ご自身にとって一番最良な資産活用の方法を探し、実践していくことが重要です。

 

オーナー業にご興味がある方もそうでない方もぜひお住まいに関してご家族で話し合ってみてください。 

また、迷われた際はぜひご相談ください。皆様の人生の一助となれますようアデリーライフは全力でサポートいたします。

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