「あなたは平均年収で満足?」
突然ですが、みなさんは今の自分の給料に満足していますか?
物価が上昇し続けている一方で、給料はそこまで変わらず、日々の生活が苦しくなっている人は大勢いると思いますが、自分の給料を底上げしようと努力している人はほとんどいないと思います。
国税庁の令和3年度の調査によると、民間企業で働いている人の平均年収は443万円と言われており、これは世界の先進国と比べてみても決して高い金額ではありません。
一見するとそこまで問題があるような数字には見えませんが、2000年〜2020年までの20年間での平均年収推移を比較してみると、アメリカでは25%、韓国では44%も年収が上昇しているのに対し、日本の上昇率はたったの『0.4%』。
正直、私はこの数字をみて驚きました。
日本の民間企業で働いている限り、年収はほぼ横ばいであり、一生お金持ちにはなれないんだなと。。。
ちなみに現時点でのアメリカの平均年収は7万ドルと言われており、現在の為替レート(1ドル=148円)で計算すると1036万円です。
同じ先進国でもこれほどの差が開いてしまっているのは他国とはいえ耐え難いものですね。
ここで疑問なのですが、なぜ日本の平均年収は上がらないのでしょうか?
その理由は、日本独自の「終身雇用」が原因と考えられ、長く勤めれば勤めるほど年収は上がっていくシステムが今の状況を作り出してしまったと考えられています。
いかに優秀な人材を集めたとしても、「勤務歴」や「年功序列」が優遇されてしまう企業であれば、優秀な人材は辞めていってしまう傾向にあるため企業としての成長はほとんど見込めません。
そうすると必然的に企業の業績も上がらず社員の年収も上がっていかないのです。
しかし近年、こうした日本独自の終身雇用が崩壊したことで、「成果主義」を採用する企業が増えてきたこともあるため、今後は平均年収が上がっていく可能性は十分にあります。
もしあなたが今の年収に満足していないのであれば、そうした「成果主義」の社会の中で自分の平均年収を上げるためにはどうしたらいいのかを考えなくてはなりません。
そこで、次項では年収をUPさせるための対策についてみていきましょう。
「年収をUPさせるための対策」
「成果主義」の社会において年収を上げるための手っ取り早い手段は、昇進する、または成果を出すことです。
今までと同じじゃないか!と思われるかもしれませんが、「成果主義」となった社会において年功序列等は関係なく、「成果を出す=昇進」に繋がります。
例えば5年目の先輩がいたとしても、2年目の若手が先輩を差し置いて課長になることだってあり得るということです。
昇進することで会社によっては年収を大幅に上げることもできますし、優秀な人材にはそれなりの給与と役職が与えられます。
もしあなたが勤めている職種が営業なのであれば成果を出す、つまり数字を上げることが年収を上げる一番の近道になります。
では営業職ではない企業に勤めている人が年収を上げたい場合にはどうすればいいのでしょうか?
現在、働いている職種が営業ではない場合、仕事面で成果を上げることは難しく、同じ企業で何年働いたとしても年収を大幅に上げることは困難と言えます。
そうした方達が取り組むべき年収UPの対策としては、「企業する」もしくは「スキルを身につける」です。
もちろん企業にはリスクが伴いますので、実際に企業しようと考える人は少ないでしょう。
リスクを背負いたくないのであれば、スキルを身につけて、それを仕事に活かすことができれば大幅な年収UPへと繋がります。
しかし、スキルを身につけると言っても何でもいいわけではありません。
誰でも取得できるようなスキルは基本的に年収UPへは直結せず、ただ取得しただけになってしまうケースが多いにあるからです。
その時代の中で求められているスキルを身につけることが大切であり、それを仕事に活用することで初めて年収UPへと繋がる可能性が生まれます。
難しいことかもしれませんが、それよりも大事なことは「努力」と「継続力」です。
私事ですが学生時代から16年間、野球を続けてきて思うことは、結果を出す選手に共通している特徴として毎日の努力を怠っていなかったということです。
それは社会においても同じだと私は思っていて、年収UPの対策は人それぞれ異なると思いますが、目標に向かって直向きに努力と継続をすることが一番大切なのではないかと考えています。
また企業やスキルを身につける以外にも「投資」という選択肢もあります。
初心者でも投資について本などで勉強すると、経済について詳しくなり、世のお金についての流れがわかるようになります。
いつの時代においてもお金の知識は必須であり、知っているかどうかでは天と地ほどの差があります。
大抵のお金持ちや富裕層と呼ばれる方の共通点として、こうしたお金についての知識は常識として知っていることなのです。
次項ではそうした投資を用いて、富裕層になる方法をご紹介します。
「平均年収のサラリーマンが富裕層になる方法」
お金持ちになりたい!富裕層になりたい!という方は大勢いると思いますが、いくらあればお金持ちや富裕層と呼ばれるのか、明確なラインはありません。
ちなみに、国外での調査機関によると資産1億円というラインに基準を設けているケースが多いようです。
一般的なサラリーマンの方でも総資産1億円を超えることは可能ではありますが、貯蓄のみと仮定すると現実的ではありません。
では、平均年収のサラリーマンが富裕層になるためにはどうすればいいのか?
平均年収のサラリーマンが富裕層になるためには、一攫千金を省いたとして、まずは「投資」という選択をしなければなりません。
投資をおすすめする理由としては、貯蓄のみで1億円を貯めることは限りなく不可能に近いからです。
下記の図のように、仮に20代の内から毎月10万円を貯蓄したとしても、1億円まで貯めるのに85年の年月がかかってしまいます。
しかし、投資であれば「複利効果」を利用することでその期間を短くすることができ、年利5%で運用できたと仮定すると約33年後には資産1億円が完成することになります。
図を見て分かる通り、貯蓄のみと比較すると52年もの期間が短縮できることがわかると思います。
もしあなたが投資をするのであれば、この「複利」という言葉は必ず覚えておきましょう。
もちろん投資にはリターンが大きいものほど、相対的にリスクも高くなってしまい投資に失敗するケースだって存在します。
必ずしも投資をすれば1億円貯められる保障なんてものはなく、年利5%で運用することも熟練した投資家でない限りは不可能に近いものです。
しかし、年利2〜3%を目標とするのであれば初心者の方でも投資することで実現可能な数字であり、貯蓄するよりかは遥かに早い段階で資産を大きく築くことができます。
そして、ここでも重要となってくるのが「継続」です。
毎月5万円ずつ投資しようと考えていても、それを実行して継続できる人は少ないでしょう。それが何十年ともなるとなおさらです。
何をするにしても「継続」というのは大切なことであり、これができない人は一生お金持ちになれないと断言しても過言ではありません。
投資には様々な種類がありますので、どの商品に対して投資するのかは個人の判断に委ねられます。
私たちがおすすめしているマンション投資はすぐに富裕層になるような大きなリターンはないものの、老後の生活を少しでも豊かにするための投資です。
まずは自分自身でどこを目指していくのか?目標を決めるところからスタートし、それを達成するために最適となる投資を選んでみましょう。
「まとめ」
いかがでしたでしょうか?
今の年収に満足している人も、満足していない人も今後の人生や老後生活において貯蓄は必要です。
どれくらいの貯蓄を目標とするのかは個人次第ですが、今の時代においては65歳までに2000万円以上は貯蓄しなければなりません。
掲げる目標によっては貯蓄だけで達成させることは可能ではありますが、今の時代でみると現実的ではなく、投資という選択肢も念頭に置いておかなければなりません。
投資は若いうちからコツコツと積み立てる方法が一番堅実であり、早めに始めることで投資における複利効果を最大限に活用して、効率よく資産運用ができます。
投資初心者の方はNISAやiDeco、マンション投資といったなるべくリスクの少ない投資から始めてみましょう。