【2023年度】マンション価格の行方は上昇?それとも下落?

アデリーライフがお送りする
マンション投資に失敗しない為の教科書

2022年は本当に目まぐるしい1年となりました。

2019年から続く新型コロナウイルス第6波の感染拡大に始まり、2月にはロシア・ウクライナによる戦争もあり、5月には仮想通貨暴落、円安による資材高騰でマンション価格も上昇など、プロの投資家でさえもその動向を読むことは困難な1年でした。

 

そんな2022年も終わりを迎え2023年へと突入した今!

高止まりを続けているマンション価格は日銀の金融政策によって下落するのか?はたまた上昇の一途を辿ってしまうのか?

 

今コラムでは私が考える2023年のマンション価格の行方について現状も踏まえながら記述していきたいと思います。

これから投資を始めようとされている方にも、2023年の投資戦略を考える上で1つの参考にしてみてください。

 

「日銀の金融政策」

2023年1月18日に行われた金融政策決定会合において、日銀は長短金利を操作するイールドカーブ・コントロール(YCC)を軸とした金融緩和策の現状維持を決定しました。

長期金利の許容変動幅は上下0.5%に据え置き、消費者物価指数(CPI)の見通しはプラス3%へと上方修正され、この発表を受けて為替相場では1ドル=128円から131円にまで円安が進んだ。

 

いずれにしてもこの金融緩和策の現状維持は長く続かないと予測されており、2023年度中には金融の引き締めに移行するだろうと言われています。

金融引き締めの明確な時期は不明ですが、可能性としては黒田総裁の任期満了となる4月8日までは金融緩和策が継続される可能性は高く、それ以降の新総裁の下で金融引き締めを行っていくのではないだろうかと予測されています。

 

しかし、景気が上向いてもいないのに金融緩和策をやめてしまうと、ますます景気が後退してしまう恐れもあります。

そうしたことを踏まえると2023年度も大きく変化するということはないかもしれませんが、今後の金融政策には注目して見ておく必要があります。

 

では、上記を踏まえた上でマンション価格にはどのような影響があるのかを見ていきましょう。

 

「マンション価格は上昇する?下落する?」

2022年度のマンション価格は、円安による海外投資家からの日本不動産の買い占めや、資材高騰などの影響によって上昇となりましたが、2023年のマンション価格はどうなるのでしょうか?

 

私の肌感覚としては2022年10月頃からマンション価格は横ばいを維持しており、ここから更に上昇していくことはないだろうと予想しています。

建築費の高止まりによって暫くの間はマンション価格が横ばいになる可能性は十分に考えられますが、日経平均株価の低迷が始まったことなどを踏まえると、今後はマンション価格も同様に多少は下落していくことが考えられます。

 

しかし、全てのマンションが一律に下落していくことは考えにくく、都心と地方で比べてみると圧倒的に地方のマンションの方が下落率は高くなります。

私の考えとしては、都心にある駅近(徒歩10分以内)のマンション価格は今後も横ばい、都心から離れた地方のマンション価格は大きく下落していくのではないかと思います。

 

そのため今後のマンション価格は、都心と地方のマンションにおいて格差が生まれることが考えられ、都心のマンションは今後も需要があるため横ばいや値上がりが期待される一方で、地方のマンションは人口減少の影響も受けやすいため下落する可能性は高くなるでしょう。

 

「マンションを購入・投資するタイミング」

先でも説明したように今後は都心と地方でのマンション価格に格差が生まれると予想されるため、2023年にマンションを購入・投資を検討中の方は、都心寄りのマンションを購入することを私はお勧めします。

 

地方の物件に関しては数年後には下落していることが予想されるため、購入・投資するタイミングとしては避けた方が無難でしょう。

都心のマンションであれば今後、数年は横ばいが維持されると考えられますので、2023年においても都心マンションを購入・投資するタイミングとしては悪くありません。

 

さらに現在の金利面でみても、今後は金融引き締めによって金利上昇のリスクもあるため、できるだけ早めに購入・投資した方が得策ではないかと思います。

 

いつの時期であっても都心のマンションは買い時です。

チャンスを逃さないように自分が購入・投資したいと思っているマンションくらいは予め目星をつけておいてもいいのではないでしょうか。

 

「まとめ」

2023年1月現在も高止まりを維持しているマンション価格。

インフレや円安によって未だに建築資材も高止まりを維持していることから、今後もマンション価格は横ばいを維持する可能性はありますが、日銀の金融政策などによっては上昇、下落も十二分に考えられます。

また相関関係のある日経平均株価が低迷しているということは、その半年後くらいには不動産価格が下落していくことも考えられます。

 

しかし、都心のマンションにおいては下落したとしてもそこまで落ち込むということは考えにくく、これからも横ばいもしくは上昇すると予想します。

いつの日か、富裕層しか都心のマンションに住むことができない時代もやってくるかもしれません。

 

地方ではなく、都心のマンションを購入・検討されている方は今が最後のチャンスである可能性もあります。

マンション購入や投資をご検討中の方は都心マンションの取り扱いの多いアデリーライフへ是非ご相談ください。

私たちはあなたの人生に少しの変化を加えるお手伝いをいたします。

 

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