今さら聞けないFRBとは何か?を知っておこう

アデリーライフがお送りする
マンション投資に失敗しない為の教科書

こんにちは!アデリーライフの末吉です。

今回はFRB(米連邦準備理事会)というあまり聞き馴染みのない言葉を分かりやすく解説していきたいと思います。

 

まず初めにFRB(米連邦準備理事会)とはアメリカ国内にある12の連邦準備銀行を統括しており、金融政策の実施を通して雇用の拡大・最大化や物価水準の安定、長期的な金利水準の安定化の実現を目的としたアメリカ国内の経済活性化を図る政府機関(中央銀行)です。

 

簡単に日本で例えてみるとFRBは日本銀行のような役割を果たしており、会合の場での議長の発言は世界からも注目されており、大きく経済情勢を動かすとも言われています。

 

「FRB(米連邦準備理事会)の利上げはいつまで続く?止まらない金利格差」

中央銀行の金融政策で金利の引き上げのことを利上げといいます。

現在、アメリカの金利は会合で4.5%とかなり高い水準となっており、一方で日本は0.5%と9倍もの差があります。これは、かなりの金利格差と言えるでしょう。

 

ではなぜアメリカは金利を引き上げるのでしょうか?

世界的に見ても現在は物価の上昇が激しくインフレが懸念されており、それに歯止めをかけるため利上げをしています。

これは、良くも悪くも景気が過熱しすぎている傾向にあるからです。

 

それを止めるために、FRBは2022年11月の初めに、4会合連続での金利引き上げを決定。

この発表を受け、日米の金利格差拡大に歯止めがかかる期待から円相場も上昇傾向から一点、一時的ではありますが下落へと転じました。(2022.11.23時点)

 

こうした動きは極めて稀で、世界規模でインフレが盛んになっておりインフレ危機にあると言えるでしょう。

 

「利上げのゴールはあるのか?」

FRB (米連邦準備理事会)が急ピッチで利上げを行なっており、2022年は7度の利上げを行っている。

これはインフレ率を低下させることを目的としており、6月に9%を超えていたインフレ率は11月には7.7%まで落ちています。

しかし、最終的には3%台を目標としている為、これからも高水準の利率になることが予想されます。

 

しかし、2023年に突入してからは全くの不透明であり、今後の動向には十分注視する必要があります。

インフレ率が下がり物価の水準が緩和されれば、ある程度の見通しは立つ見解になるでしょうが、これにはリスクもあり、金利を上げて経済活動の鎮静、価格上昇の圧力を抑えようとすると、世界的に最大級の経済後退を加速させる恐れもあるため気をつけなければいけません。

 

ただし現状はそう簡単なものでもなく、今後も日本は円安などから大きな影響を受けることになりそうです。

 

「各国と異なる日本の金融政策」

日本では、日本銀行法で理念が掲げられており「物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資すること」としています。

これは物価が安定することで、あらゆる経済活動や国民経済の基盤になっていくからです。

 

また、よく聞くワードで言えば「マイナス金利政策」があると思いますが、簡単に解説すると日銀が銀行からお金を預かると、預けた銀行が日銀に預けた額の金利分を支払わないといけない制度です。

この制度で銀行は日銀にお金を預けるのではなく、企業や個人にお金を貸付することで経済の循環を促しました。

 

このマイナス金利政策のおかげで銀行はローン審査の基準や貸付金利などを見直し、一般の方でも気軽にローンが組めるようになりました。

こうしたことで、昨今のマンション投資ブームにさらに拍車をかけ盛り上がりを今なお続けております。

 

「円安・低金利は投資のチャンスとなり得る!?」

2022年は円安が起き、日本の経済や産業が不安定になることも起きました。

アメリカはインフレを止めるため2022年初めから利上げを発表し、日本も追随するかのように日銀が住宅ローン(固定)の利上げを行うと年末頃に発表しました。

 

しかし、私たちとしてはこれを悲観することは全くなく、ワンルームマンション投資を始めるならその辺はあまり意味のないものと言っても過言ではありません。

不動産投資は、経済や情勢に左右されにくく、例えば円安になったからといって家賃が下がることはあり得ませんし、世界が未知のウイルスで感染し姿からと言って土地やマンション価格が下がることもありません。

それ程、不動産というものは頑丈でいい意味で図々しいものです。

 

また、日本は現状でいうと史上最低金利と言われており住宅ローンで言えば0.4%〜1%、投資用ローンであっても1.5%〜2%前後に収まっています。

そのため「円安だから」という理由や、「世界的に不況だから」ということで始めないのは非常に勿体無く、その辺りはあまりリスクを感じずにワンルームマンション投資を始めていただいた方が良いです。

 

今後の金融政策によっては、短期プライムや変動型が上昇することはあるかもしれませんが、これから先は現状維持もしくは上昇しかありません。

今の低金利のチャンスを無駄にしないよう、ワンルームマンション投資をお考えの方は是非一度お問合せください。

 

「まとめ」

今回、アメリカFRB(米連邦準備理事会)の金融政策や日本銀行の政策など話題の気になることについて色々と解説させていただきました。

アメリカの金融政策が日本にも直接的に影響していることがはっきりしましたが、あくまで物価や通貨などにその多くはみられており、ワンルームマンション投資だけではなく不動産自体に大きな影響はなく、ドル建てでの積み立てや、国債など通貨に関わる事、輸入や輸出などの貿易関係に大きな影響を与えている印象です。

 

逆の発想に切り替えると、現在お金の価値は下がり、物の価値が上昇しているということはタンス預金や口座預金ではどんどん価値を下げている状態です。

置いておくお金をワンルームマンション投資などの実際ある物に変えることでうまく時代と付き合っていくことが大切です。

 

金融リテラシーを上げることで将来的な資産を築き、ゆとりある老後や子孫への継承としての財テクにもなるので、何か始めないといけないと躊躇したり、よく分かってない無いから今まであえて遠ざけてきてしまったという方、またこの記事を拝読して少しでも気になった方はぜひ一度アデリーライフ(株)までお問合せください!

 

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